一般社団法人 亜臨界水反応総合技術研究会

Waste disposal
廃棄物処理の現状と実態

廃棄物処理の現状と実態・
亜臨界水についてWaste disposal

SCシステムで未来を元気に
私達は、新型コロナの影響でさらに増大したゴミ
処理問題をSCシステムの技術によって解決します。
このパンデミック以降、サステナビリティ(持続可能性)は社会・
環境・経済だけでなく、直接的に生命維持に関する面にも
その重要性が叫ばれるようになりました。
長年、人体や環境に優しいものづくりをしてきた私達から、
CO2極小、ダイオキシン0を保ちながら、
ゴミを有効資源に変換することによって、社会・生命・環境・
経済のすべてを持続可能にする革新技術をご提供いたします。
廃棄物処理の現状と実態

日本の廃棄物処理は最終処分場に運搬されますが、埋め立ての土地も減ってきてコスト高となっており、中間処理事業者は、埋設処分するよりもリサイクル化を指向する様になってきています。 これまで中間処理業者は廃棄コストを下げるため、中国へ廃棄物を輸出していましたが、中国が一部廃棄物の輸入を禁止し、今後中小の中間処理業者は廃業の一途を辿ることになります。

更に深刻なことは、日本は、ダイオキシン問題により従来の燃焼式廃棄は許可になりません。国は、溶融炉式を推奨していますが、溶融炉式は800°C以下の温度になった場合、ダイオキシンが発生する為、24時間ガス及び電気を稼働することにより莫大なコストがかかることが大きな問題です。更に、設置敷地面積が大きく近隣同意や許可申請の難しさを鑑みますと、とても中小企業レベルでは現実化できないものです。

しかしSCなら有害物質を出さずにゴミを資源に変換することができます!

燃やさないから、ダイオキシンが出ない。

ごみ処理に「焼却」を用いないので、煙もダイオキシンも発生しません。

亜臨界水による物質の分解技術=加水分解

ごみを分解する溶媒は「水」のみ。普通の水がSC圧力釜内で「亜臨界」と呼ばれる高気圧高温度の状態になることで物質を分解する能力を持った亜臨界水になる。

CO2の発生は88%減

二酸化炭素の発生は焼却法による発生より88%少なく、且つ燃焼処理ではないので機械自体から二酸化炭素の発生はない。

100万分の1以下に滅菌

有機物も無機物も全て100万分の1以下まで滅菌されるので、処理後の生成物は赤ちゃんが触っても大丈夫。WHOが定める「16万分の1滅菌」を大きくクリアしています。

亜臨界水と超臨界水は何が違う?What

SCシステムは亜臨界水

亜臨界水、超臨界水それぞれの特長

亜臨界水

  • 01
    扱いやすい

    30気圧/230℃の高温高圧の飽水蒸気なので、
    扱いやすい。

  • 02
    設備費が安価

    酸化が強すぎないので、比較的安価な設備で対応でき、且つ長寿命になるのでランニングコストも大幅に削減できる。

  • 03
    特殊な管理技術が不要

    ボイラー技士2~3名の人員で管理可能。

超臨界水

  • 01
    扱いにくい

    酸化力が強すぎるがゆえに圧力釜内壁にもダメージを与えてしまい、扱いが極めて難しい。

  • 02
    設備費が高額

    エネルギーを多量に消費し、さらに高度な耐熱・耐圧反応器が必要になる。

  • 03
    高度な管理技術が必要

    超高温、超高圧環境を管理するための、特別な管理技術を要した管理者がたくさん必要。

これらの性質の違いにより
SCシステムでは
省エネルギー性と経済性と操作性に優れた
亜臨界水を採用しています。