一般社団法人 亜臨界水反応総合技術研究会

Case
導入事例

業種別導入リサイクル例Recycling

市町村(棄物処理施設など)

ケース1) 焼却施設新設から再設への設置場所・コストにお困りの場合

焼却設備は老朽化に伴う施設の閉鎖や再設時の新たな候補地選定など新設後にも様々な手間とコストがかかります。当システムは環境負荷が低く候補地選定が容易であり、また規模に応じて簡単に処理設備を増やすことも可能です。このため設置・運用コストを抑え、同じ場所にてリサイクル施設を継続利用することが可能です。

ケース2)環境負荷や周辺環境に伴う住民のご理解にお困りの場合

焼却処理と比べ当システムの高温高庄亜臨界水による水熱分解処理では、CO2低排出及びダイオキシンゼロで環境負荷が低くなっており、周辺住民へのご理解も得やすいものとなっております。

ケース3) 循環型社会形成のため焼却からリサイクルに変更したい場合

当システムは、様々な物が入り混じった廃棄物でも分別することなく分解処理し補助燃料や土壌改良剤にリサイクルすることが可能です。また分別を行うことで、高カロリーの燃料や肥料などにリサイクルすることもできます

病院/医療機関

ケース1)感染性廃棄物の処理費用が高額でお困りの場合

当システムは、20~30気圧230℃以上30分の高温高圧蒸気分解処理であり、分解工程がオートクレープ滅菌処理と同様の方法でWHOの滅菌基準以上の設定になっているため驚異的な減菌力を有しています。当システムを院内設置にて自ら感染性廃棄物を無害化・減容化し一般ゴミとして排出またば燃料としてリサイクルすることが可能です。

感染性廃棄物処理業

ケース1) 焼却設備の設備投資費・維持管理費が高額でお困りの場合

上述の「市町村 ケース1」をご覧ください。

ケース2) 感染性廃莱物を燃料などにリサイクルしたい場合

上述の「病院/医療懐関 ケース1」をご覧ください。

ケース3) 塩化ビニールなどによるダイオキシンの発生にお困りの場合

焼却処理では、排ガス冷却過程において200~300℃の温度帯にてダイオキシンは再結合され必ず発生しますが、亜臨界水加水分解処理では、CO2がほとんど発生せずダイオキシンの発生はゼロとなるため,環境に配慮しながらリサイクルが可能です。

上下水処理/工場排水/汚泥処理業

ケース1) 汚泥の処分にお困りの場合

脱水ケーキの低分子化により汚泥を肥料・肥料床・土壌改良剤・補助燃料などにリサイクルすることが可能です。

ケース2) 水銀などの重金属が含まれている場合

当システムにより、水銀などの重金属を取り除きつつ分解処理することが可能な場合があります。実証実験によりお確かめいただくことが可能です。

漁業/漁港/水産加工業/漁業協同組合

ケース1) 魚の水銀蓄積内臓などの大量廃棄にお困りの場合

生物濃縮などにより蓄積された水銀などの有害物質を取り除きつつ、アミノ液を抽出し高品質の液肥にリサイクルできる可能性があります。
また、良質の肥料や飼料などにリサイクルすることが可能です。

ケース2) 魚の加工屑の大量廃棄にお困りの場合

良質の肥料や飼料、肥料床などにリサイクルすることが可能です。

農畜産業/食品加業/協同組合

ケース1) 食肉加工屑などの大量廃棄にお困りの揚合

良質の肥料や飼料、肥料床などにリサイクルすることが可能です。

ケース2) 弁当や学校給食などの加工残渣大量廃棄にお困りの場合

良質の肥料や飼料、肥料床などにリサイクルすることが可能です。

ケース3) 地域特産物加工後の豆の皮やツルなど大量廃棄にお困りの場合

良質の肥料や飼料、肥料床などにリサイクルすることが可能です。

スーパーマーケットチェーン

ケース1) 賞味期限切れなどの大量廃棄にお困りの湯合

良質の肥料や飼料、肥料床などにリサイクルすることが可能です。

ケース2)食料品以外の物も交じっていてお困りの場合

分別することなく分解処理可能で、減容化及び補助撚料や肥料床、土壌改良剤などにリサイクルすることが可能です。
① 脱水に使用した「凝固剤」は乾燥だけでは高分子のままで土中では毒性を発する。

同装置の導入例Delivery

使用場所処理物処理目的
官庁農水省、
動物検疫センター
輸入動物の残渣減容、完全滅菌
自治体白老町、斜里町市井のゴミ燃料化
留萌市下水汚泥燃料化
大学および研究所有機系物高分子物の低分子化
民間感染性廃棄物
中間処理業、
産業廃棄
中間物処理業
医療廃棄物、
紙オムツ
燃料化
スーパー食品残渣有機肥料、家畜飼料
肥料製造業製薬残渣高規格有機肥料
水産業養殖場、魚類残渣高規格肥料
大手飲料メーカー飲料水製造残渣家畜飼料、他

28基以上